10歳前後の子どもに多い骨髄炎とは?症状や治療について

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子どもに多い!骨髄炎

骨髄炎
骨髄炎

骨の内部には骨髄という軟らかい組織があります。扁(へん)桃炎中耳炎尿路感染症などの病気やけがや骨折したところから細菌が侵入すると骨髄炎になってしまうことがあります。骨髄には血液のもとになる細胞がたくさんあるので、大量の膿(うみ)が作られ、それが皮膚を突き破って外に出てきてしまうため、皮膚の病気と間違ってしまうことも多いのです。

骨髄炎が起きるのは、主に大腿(たい)骨、脛(けい)骨、上腕骨です。「腕や太もも、すねが赤く腫れている、熱を持っている。」「いつも機嫌悪そうにしている。」「いつもじっとしている。」などの異変が子どもに起こっていないか気を付けましょう。

骨髄炎の治療

骨髄炎の治療

骨髄炎の治療としては入院、安静のうえ、その患者に有効な抗生物質(抗菌薬)を点滴します。入院期間はおおむね1~2週間です。症状が軽い場合には、ご自宅で「抗生物質(抗菌薬)」の服用する治療を選択することもできます。その場合、服用量と日数・回数を必ず守ること、さらに体調の変化に気をつけることが重要です。

詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2018年5月 号に掲載されています。

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