子どもに多い!骨髄炎
骨の内部には骨髄という軟らかい組織があります。扁(へん)桃炎や中耳炎、尿路感染症などの病気やけがや骨折したところから細菌が侵入すると骨髄炎になってしまうことがあります。骨髄には血液のもとになる細胞がたくさんあるので、大量の膿(うみ)が作られ、それが皮膚を突き破って外に出てきてしまうため、皮膚の病気と間違ってしまうことも多いのです。
骨髄炎が起きるのは、主に大腿(たい)骨、脛(けい)骨、上腕骨です。「腕や太もも、すねが赤く腫れている、熱を持っている。」「いつも機嫌悪そうにしている。」「いつもじっとしている。」などの異変が子どもに起こっていないか気を付けましょう。