年間の発生率が10万人当たり6人未満の悪性脳腫瘍とは?

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悪性脳腫瘍は希少がんの1つ

希少がんとは

悪性脳腫瘍は希少がんの1つです。希少がんとは、年間の発生率が10万人当たり6人未満で、患者数が極めて少ないがんです。がん患者全体に占める割合は、5~7人に1人程度と考えられています。希少がんは病気のデータも少なく、ほかのがんに比べて情報を得たり、治療を行ったりするうえで、多くの課題や困難があります。

悪性脳腫瘍とは

悪性脳腫瘍とは
脳腫瘍

脳腫瘍は、脳やその周囲など頭蓋骨の中にできる腫瘍(できもの)で、さまざまな種類があります。脳やその周囲の組織から発生する原発性脳腫瘍と、ほかの臓器で発生したがんが脳に転移する転移性脳腫瘍に大別され、原発性脳腫瘍はさらに良性と悪性に分類されます。原発性脳腫瘍を発症する人は年間2万人程度と考えられ、そのうちの約半分がいわば脳のがんである悪性脳腫瘍です。

良性脳腫瘍は髄膜や神経、下垂体など脳の外側から発生します。一方、悪性脳腫瘍は脳そのものから発生します。悪性脳腫瘍の大半を占めるのが神経膠〔こう〕腫(グリオーマ)で、その次に多いのが血液のがんが脳にできる中枢神経系悪性リンパ腫です。悪性脳腫瘍は、「急速に増殖・増大する」「正常な組織との境目がはっきりしない」といった特徴があり、再発もしやすく、治療をしないと命に関わる病気です。

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詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2018年4月号に詳しく掲載されています。

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