耳石が起こすめまい「良性発作性頭位めまい症」とは?

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良性発作性頭位めまい症とは

良性発作性頭位めまい症とは

良性発作性頭位めまい症は、めまいを引き起こす代表的な耳の病気です。頭を特定の位置に動かしたとき、発作的に強い回転性のめまいが起こります。めまいは長く続くことはなく、数秒から2~3分程度で治まりますが、めまい発作を何度も繰り返すのが特徴です。

めまいが起こる原因は、耳石器からはがれ落ちて三半規管の中にたまった「耳石」(カルシウムの小さな粒)です。この耳石が、上を向いたときなど、頭の位置を変えたときに動くと、三半規管を満たしている内リンパ液が動き、ゼラチン状のクプラという神経の一部がその動きを感じ取ってめまいが起きます。めまいは、耳石が動いているときだけ起きるので、短時間で治まります。

良性発作性頭位めまい症の症状は、めまいのほかに、吐き気やおう吐を伴うこともあります。ただ、音を聞く働きをしている蝸牛には障害が起きないので、難聴や耳鳴りといった聴覚のトラブルはありません。

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