【梅毒の検査と治療方法】検査時期・期間や薬による治療について

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梅毒の検査

梅毒の検査

梅毒かもしれないと思ったら、皮膚科、感染症専門の科、泌尿器科、産婦人科などを受診しましょう。自治体によっては、保健所でHIVの検査と一緒に梅毒検査をしているところがあるので、確認してみると良いでしょう。

梅毒の検査は、梅毒の診断には、血液検査で、抗体を検出するための血清診断を行います。梅毒の血清反応には、梅毒トレポネーマの抗原を用いる方法「TP抗原法」と非特異的な脂質抗原(カルジオライピン)を用いる方法「脂質抗原法」の2種類があり、この2つを組み合わせて検査します。TP抗原法は特異抗体なので、梅毒感染の証拠となり確定診断に必要です。脂質抗原法は、治療による変化がわかるため、病気の進行の程度や治療効果の判定に有効です。

どちらの検査も、感染から約4週以上経過しないと陽性反応が出ないため、症状が現れてすぐに検査をしても陰性になる場合があります。その場合は、2週間ほど間をあけて再検査を行います。

梅毒の治療

治療

日本での梅毒の治療は、ペニシリン系の抗生物質(抗菌薬)の内服が中心です。早期に、抗生物質(抗菌薬)による適切な治療を行えば完治も可能です。1日3回、決められた量をしっかりのみ、指示された期間のみ続けることが大切です。第1期の患者であれば2~4週間、第2期の患者であれば4~8週間の服用が目安です。薬の効果をみるために何度か通院して検査し、治療がうまくいっているかどうかを確認する必要があります。
梅毒は、治療しなくても症状が消失する特徴があるため、症状が消えたからといって自己判断で薬をのむのを中断したり減らしたりすると、完治せずに病気が進行します。のみ忘れにも注意が必要です。

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