羽毛やカビ以外にも注意!アレルギー性の肺炎(過敏性肺炎)の原因はさまざま

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過敏性肺炎の原因物質はさまざま

過敏性肺炎の原因物質

アレルギー性の肺炎(過敏性肺炎)を起こす原因物質はさまざまです。鳥のフンや羽毛についているブルームで起こるものを「鳥関連過敏性肺炎」と言います。浴室の木の部分など、室内の湿気多い場所に夏に生えやすい白カビ「トリコスポロン」で起こるものを「夏型過敏性肺炎」と言います。
そのほかにも、白カビ以外の家のカビ、加湿器やエアコンに繁殖する細菌やカビ、牧草につく細菌、塗料に含まれる化学物質、きのこの胞子など、およそ100~200種類の原因物質が関係すると言われています。

過敏性肺炎

ただし、原因物質に接している人が、すべて過敏性肺炎になるわけではないため、過剰に心配する必要はありません。吸い込みやすい極めて小さな原因物質と接していて、その物質に対して過敏な体質があり、そしてその物質を吸い込む頻度が高い場合に、過敏性肺炎を発症すると考えられています。

よく、アトピーやぜんそく、花粉症などを起こす人をアレルギー体質と言いますが、過敏性肺炎はそうした病気とはまったく別のアレルギーのため、アレルギー体質の人が起こしやすいわけではありません。

過敏性肺炎を疑う場合

アレルギーによる肺炎?チェック

「毎年同じ季節にせきが長引く」「羽毛布団やダウンジャケットをよく使う」「浴室など水回りに白カビが生えている」「家の掃除をあまりしていない」といったことに当てはまり、「旅行や出張などで家や職場を数日離れると症状が軽減したり、出なかったりする」ようなら、過敏性肺炎の可能性があります。早めに呼吸器内科など専門医を受診することがすすめられます。

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詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2018年1月号に詳しく掲載されています。

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