緑内障の見え方と早期発見

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緑内障の症状 視野の欠けや見え方はさまざま

緑内障の進行

見え方 どう違う?

緑内障になると、徐々に視野が欠けていきます。「視野が欠ける」というと、暗くなって見えなくなる状態を想像すると思いますが、イギリスでの調査によると、緑内障による視野の欠けは、暗くなるというよりも、ぼやけて見えることが多いことがわかりました。調査では、部分的にぼやけて見える人が54%、部分的に見えない人が16%でした。そのように、ぼやけて見えている場合は、見え方の異常を自覚しにくいため、気づきにくいと考えられています。

『緑内障の原因』はこちら

検査でわかる「前視野緑内障」とは

前視野緑内障

緑内障は、自覚症状を頼りに早期発見をすることが難しい病気であるため、早期発見するには検査しかありません。自覚症状がなくても、40歳を過ぎたら眼科で検査を受けておくとよいでしょう。
必ず行う検査としては、視力検査、眼圧検査、眼底検査があります。近年は、視神経繊維の厚みを計測して視神経の状態を調べる、OCT(光干渉断層計)検査も普及しています。眼底検査でも早期発見は可能ですが、OCT検査を併せて受けることで、視野が欠けていない段階の緑内障も見つけることができるようになっています。そのような早期の緑内障を前視野緑内障と言います。前視野緑内障は、症状はなくても緑内障に変わりないため、半年から1年に1回は、診察と検査を受けることが大切です。

『緑内障の検査と治療』はこちら

詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2017年10月号に詳しく掲載されています。

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  • きょうの健康 放送
    今さら聞けない!目の病気「緑内障」

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