5割の患者が再発!「尿路結石」は予防が肝心

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尿路結石はさまざま要因が絡み合ってできる

尿路結石 さまざまな要因

尿路結石は、食生活や年齢、男女差、職業、ストレス、遺伝、気候、尿路の奇形などさまざまな要因が絡み合って作られます。とくに、食生活との関わりが深く、食生活の欧米化によって動物性脂肪や動物性たんぱく、塩分、糖分などの摂取量が増えたことが、尿路結石増加の主な原因だと指摘されています。

女性より男性に多く発症し、男性は30~50代の働き盛りの世代、女性は閉経後の50~70代に多く発症します。また、夏は汗をかいて尿が濃くなる分、冬よりも尿路結石が増えると報告されています。

このほか、「なかなかトイレに行けない」「食べてすぐ寝る」「コーヒー・紅茶・緑茶の飲みすぎ」「お弁当やカップめん中心の食事」といった現代的なライフスタイルも、尿路結石ができやすくなるので、要注意です。

結石の場所によって異なる症状

尿路結石は、食生活と関わりが深いため、毎日の食事に気をつけることが予防につながります。

水をたくさん飲む
水分をたくさんとると、尿が薄まって結石ができにくくなります。1日2リットルの尿を出すよう、こまめな水分補給を心がけましょう。
食品に含まれるシュウ酸に注意!!
シュウ酸は、尿路結石のもとになる成分で、ほうれんそうやレタスなどの野菜、ナッツ類、チョコレート、バナナ、たけのこ、コーヒー、紅茶、緑茶などに多く含まれます。しかし、こうした食品にはほかの栄養素も多く含まれており、全部避けるのは現実的ではありません。シュウ酸はカルシウムと一緒にとると、尿ではなく便と一緒に排泄されるため、シュウ酸を多く含む食品は、カルシウムを多く含む食品と一緒にとることがおすすめです。

尿路結石は、半数近くの患者が5年以内に再発すると言われています。そのため、治療が終わっても油断せず、食生活を改善して、再発予防に努めましょう。

詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2017年11月号に詳しく掲載されています。

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