病気を防ぐ!最高の食生活「理想の体格を目指す」

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理想の体格とは

理想の体格とは

日本人の食事摂取基準(2015年版)」で、大きなポイントの1つになっているのが、健康的な体格を保つための指標です。従来は、食事の摂取カロリーを指標とし、男女、年齢、活動度によって細かく、1日の適切な摂取エネルギー量(単位はキロカロリー)が決められていました。しかし、今回の改定では食事摂取エネルギーをキロカロリーで考えるのをやめ、体重変化BMIを指標とし、摂取するエネルギーと消費するエネルギーの収支を見ることになりました。なぜならば、多くの人が自分が食べた量を過小評価していることが調査の結果わかってきたからです。
体重の変化は、数日や数か月といった、短期的なエネルギー収支の指標です。中・長期的にはBMI「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」が基準の範囲内にとどまるよう体重を管理していきます。これまでBMIのベストは21~22くらいといわれていましたが、今回は、科学的な見地から病気による死亡率を解析し、年代別に理想的な体格を示しています。18~49歳では18.5~24.9、50~59歳は20.0~24.9、70歳以上は21.5~24.9が理想的な体格とされる範囲です。

肥満を防ぐには

肥満を防ぐには

今回、健康的な体格を目指すことを盛り込んだ背景には、肥満者の増加があります。肥満=食べすぎは、高血圧、高血糖、脂質異常症といった生活習慣病を引き起こし、最終的に脳卒中や心筋梗塞などで命を落とす危険性が高まります。健康を維持するには、肥満解消・肥満予防が何より重要です。
肥満対策の1つとして、ゆっくりと時間をかけて食べることが勧められます。食べるスピードとBMIの関係を調べた結果、早食いの人ほど太りやすいことがわかっています。食事のときには、ながら食いを避け、楽しんで、よく味わって食べるようにしましょう。食べているものについて家族や友人と話をしながら食事をするのもよいでしょう。こうしたちょっとした意識の変化だけでも、食べる量は変わってきます。

この記事は以下の番組から作成しています

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