椎間板ヘルニアとは

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椎間板ヘルニアとは

腰の骨を横から見た図
椎間板ヘルニア

背骨の腰の部分は5つの椎骨で構成され、椎骨と椎骨の間にはクッションの役割をする椎間板があります。その椎間板に何らかの原因でひびが入り、椎間板の内部にある髄核というゼリー状の組織が一部飛び出して、神経を圧迫するのが椎間板ヘルニアです。特に多く発症するのが10~40歳代の若い世代です。

椎間板ヘルニアの発症理由の1つに、遺伝との関係が考えられています。また、喫煙も関係することが報告されています。スポーツは、直接的には関係しないと考えられています。

一般に、椎間板ヘルニアの症状は腰痛から始まり、その後、お尻や脚にしびれや痛みが生じます。おじぎをしたり、いすに座るなど、前かがみの姿勢になると、症状が強まるのが特徴です。

多くの場合、ヘルニアは自然になくなる

じつは、椎間板ヘルニアの多くは、何の対策をとらなくても、発症してから6か月前後で自然に消失します。これは、整形外科医の間ではかなり以前から常識になっていることですが、一般には、まだあまり知られていないかもしれません。

ただ、すべての椎間板ヘルニアが自然に消えるわけではありません。消えやすいのは、髄核が椎間板と神経の間にある後縦じん帯を突き破っている場合です。その場合は、免疫細胞が反応して、飛び出した髄核を食べるため、ヘルニアが自然に消えるのですが、髄核が後縦じん帯を突き破っていない場合は、免疫細胞が反応しにくいため、椎間板ヘルニアは自然に消失しにくいと考えられています。