肺MAC症になりやすいタイプとは


上記のチェック表にある、7つの項目に当てはまる人ほど、肺MAC症になりやすいと考えられます。
肺MAC症と診断された患者さんの多くにみられるのが、40歳以上の女性で、きまじめな性格、ストレスを感じやすい、小食、やせ形、胃の働きがあまりよくないといった特徴です。
その理由として、まめに風呂掃除をすることが多い、免疫の働きがあまりよくないことが推測されています。こうした特徴を持つ人が、換気をしないまま風呂場を掃除する、汚れたシャワーヘッドを使う、土をよくいじるといった、感染しやすい習慣や行動をとることで肺MAC症に感染しやすいと考えられています。
これらの項目に当てはまる人は、特に肺MAC症に注意することが大事です。せきやたんが1か月以上続いたり、血の混じったたんが出たりした場合、呼吸器科など専門医を受診してください。
いまは症状がなくても早期に発見したいときは、健康診断の胸部エックス線検査を定期的に受けることがおすすめです。