
背骨に囲まれた管状のものが「脊柱管」。
脊柱管の中には脳から続く「神経の束」が通っている。
背骨をつなぐじん帯が肥大したり、骨が変形して脊柱管が圧迫され、しびれや痛みに襲われるのが「脊柱管狭さく症」。
じん帯の肥大や骨の変形は、「加齢」や「前かがみの姿勢」を長く続けることが関係している。
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背骨に囲まれた管状のものが「脊柱管」。
脊柱管の中には脳から続く「神経の束」が通っている。
背骨をつなぐじん帯が肥大したり、骨が変形して脊柱管が圧迫され、しびれや痛みに襲われるのが「脊柱管狭さく症」。
じん帯の肥大や骨の変形は、「加齢」や「前かがみの姿勢」を長く続けることが関係している。
<悪化すると>
根本治療は神経を圧迫している「じん帯」「骨」を取り除く「手術」。しかし、神経が傷ついていると圧迫を取り除いても改善しないこともある。
しびれや痛みが出ていて、日常生活に支障をきたしている場合は早めに医療機関を受診。
末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症)は、足先へ血液を送る太い血管「動脈」が動脈硬化になり血液が流れにくくなったもの。十分な酸素や栄養が神経に届かなくなり、足のしびれや痛みを感じる。
など
I期 無症状
II期 間欠は行(しびれ・痛み)
III期 安静時にしびれ・痛み・冷感
IV期 潰瘍・えそ
血液の流れを改善するカテーテル治療かバイパス術を行う。
両腕・両足首の血圧を調べる検査。10分程度で終わる。正常だと血圧の差はほとんどないが、末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症)だと血液が流れていない足の血圧が低下する。
検査費用は約300円(3割負担の場合)
糖尿病は末端の細い血管が傷つき、神経の働きが低下し、しびれに襲われる「神経障害」が原因。
糖尿病でしびれるのは 靴下を着用しているところや、手袋をはめるところ。