正常圧水頭症の検査 問診・MRI・タップテストの特徴と診断方法

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正常圧水頭症の検査

正常圧水頭症の検査

正常圧水頭症の検査は、まず問診により歩行障害や認知障害、排尿障害の有無や程度を確認し、あわせて簡単な認知検査や歩行の評価を行います。その上で、MRIにより脳を画像化して調べます。
正常圧水頭症を発見するために最も重要なポイントは、脳の表面が頭蓋骨に押しつけられているどうかです。アルツハイマー病の人や、健常者でも高齢になると頭蓋骨と脳の間に隙間がみられますが、正常圧水頭症の場合はその隙間がほとんどなくなります。症状の確認と画像検査の結果、正常圧水頭症が疑われれば、多くの場合「タップテスト」を行います。

タップテスト

タップテスト

問診とMRIで正常圧水頭症が疑われる場合に行われるタップテストは、腰に針を刺して30mL程の脳脊髄液を排除し、その結果症状が一時的に改善するかどうかを見る検査です。歩行障害が軽減したなど改善が見られた場合は、正常圧水頭症の診断が確定されるだけでなく、手術による改善も期待できます。