正常性水頭症とは

「正常圧水頭症」は、脳を保護している「脳脊髄液」が原因で起こる病気です。脳脊髄液は、脳の真ん中にある「脳室」という空間で作られています。毎日、脳室で一定量の脳脊髄液が作られては、脳の周りや脊髄の表面を通りながら、静脈などに吸収されていくという流れを繰り返しています。この流れが何らかの原因により滞ると、脳室などに脳脊髄液がたまりすぎてしまいます。そして、脳が圧迫されたりすることでさまざまな症状が起こります。これが正常圧水頭症です。
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「正常圧水頭症」は、脳を保護している「脳脊髄液」が原因で起こる病気です。脳脊髄液は、脳の真ん中にある「脳室」という空間で作られています。毎日、脳室で一定量の脳脊髄液が作られては、脳の周りや脊髄の表面を通りながら、静脈などに吸収されていくという流れを繰り返しています。この流れが何らかの原因により滞ると、脳室などに脳脊髄液がたまりすぎてしまいます。そして、脳が圧迫されたりすることでさまざまな症状が起こります。これが正常圧水頭症です。
正常圧水頭症には2つのタイプがあり、それぞれ原因が異なります。1つは、くも膜下出血や髄膜炎の数か月後に起こる二次性正常圧水頭症です。2つ目は原因不明の特発性正常圧水頭症です。70~80歳代での発症が最も多く、早ければ60代で発症することもあります。
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