慢性腎臓病のセルフケア 透析治療中でも運動しよう

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透析患者にも運動は有効

透析患者にも運動は有効

透析治療をしている人にも運動がすすめられます。寿命が延びる、透析効率が良くなるなどの効果が認められています。心臓の働き、運動能力、疲れやすさ、睡眠、不安・うつ、生活の質の改善も期待できます。

透析中にできる有酸素運動

透析中にできる有酸素運動

透析治療で通院している人は、透析1回に4~5時間かかることもあり、運動の時間が取りにくいようです。それなら透析の最中に運動するのもよいでしょう。医療機関によっては、専門家が指導しベッドでも使える器具を提供して運動を実践しています。
透析中の有酸素運動では、ベッドに寝た状態で自転車こぎ運動をする「エルゴメーター」などがよく行われています。「楽にできる」から「ややきつい」と感じる程度の強度で、患者さんの状態に応じて20~60分間ほど続けます。「体力がついた」「透析の時間が短く感じる」などの声も聞かれます。
器具がなければ、透析治療中に脚を上げ下げする運動もすすめられます。仰向けに寝て脚を伸ばした状態から、太ももを片方ずつ上半身の方に引き寄せ、また戻します。30回1セットを体力に応じて繰り返します。

運動する場合の注意点

透析治療を受けている人が運動する場合、次のことに注意してください。

  • 透析直前の運動は軽いものにする
  • 透析直後の運動は禁止
  • 透析中の運動は前半2時間内に

いずれも詳しくは医師に尋ねてください。