年々患者数が増加している前立腺がんの原因と進行度別の分類

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前立腺がんとは

前立腺がんとは
前立腺がんとは

前立腺は男性特有の生殖器です。膀胱のすぐ下にあり、それに続く尿道を取り囲んでいます。前立腺がんが多く発生するのは、前立腺の中の「辺縁域」と呼ばれるところです。
前立腺がんは、ゆっくりと進行することが多いがんで、初期には自覚症状がほとんどありません。前立腺がんは年々増加する傾向にあり、2016年のがん罹患数予測では、男性がかかる部位別のがんで最も多いのが「前立腺がん」でした。2016年には、日本泌尿器科学会の「前立腺がん診療ガイドライン」が改訂され、標準的な治療法も変わってきました。進行度や年齢、全身状態に応じた治療法の選択肢が広がっています。

進行度別の前立腺がんの分類

前立腺がんは、進行度に応じて、3つに分類されます。がんが前立腺内にとどまっている場合は「限局がん」、前立腺を覆う膜を破って外に出た場合は「局所進行がん」、ほかの臓器や骨に転移した場合は「転移がん」となります。

前立腺がんが急速に増えた原因

前立腺がんの原因

前立腺がんが急速に増えた原因として、まず考えられるのは食生活の欧米化です。肉や乳製品などの動物性脂肪の摂取が増えていることと関係していると考えられています。
前立腺がんは50歳代から増え、高齢者に多いがんですので、人口の高齢化も患者数の増加につながっています。
また、検査の普及や検査機器の進歩などにより、小さながんも検知できるようになったため、前立腺がんが発見される人が増えたのも原因のひとつと考えられます。