要注意のほくろとは?メラノーマ(悪性黒色腫)の症状や治療法

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皮膚がんとは

皮膚がんとは

皮膚の一番の表面にある、表皮は、角質層、顆粒(かりゅう)層、有棘層、基底層の4つの層に分かれています。
この表皮の細胞が がんになったものが皮膚がんです。どの細胞が「がん」になるかで性質も違っています。紫外線などの影響が大きいと考えられています。

皮膚がんの種類と特徴

基底細胞がん(基底層の細胞が がん化)

  • 日本人が最も多く発症する皮膚がん。
  • 85%以上が首から上に発症。
  • 転移の可能性はかなり低いが、体の奥へと広がっていく。

有棘[ゆうきょく]細胞がん(有棘層の細胞が がん化)

  • 基底細胞がんに続いて多い皮膚がん。
  • 50%以上が首から上に発症。
  • 転移する可能性がある。

メラノーマ(悪性黒色腫)(基底層の色素をつくる細胞メラノサイトが がん化)

  • 転移する可能性が高く、危険な皮膚がん。
  • 25%以上が足裏に発症。
  • 発症年齢は50歳から増加傾向。
  • 20~40代で発症することもあり、あらゆる年齢で注意が必要。

要注意のほくろやシミ

要注意のほくろやシミ

早期発見のポイント

  • 皮膚に異変を感じたらすぐに病院へ行くこと。
  • 日頃から自分の体をチェックすることが大切です。

チョイス 早期発見と治療法

チョイス 早期発見と治療法

ダーモスコピー検査

  • 「ダーモスコープ」という特殊なルーペでみる検査。
  • 皮膚を明るく照らし、特殊なフィルターをとおして拡大して見ることで細かい特徴をみることができる。10倍〜30倍に拡大して見ることができる。反射する光を抑えるので、通常のルーペでは見えない皮膚内部の色素分布までよく見える。
  • 診察料の目安...1回200~300円ほど
    (※3割負担)

拡大画像から見られるそれぞれの特徴

  • 良性のほくろの特徴は、凸凹した表面の溝に色素が付着している。
  • 基底細胞がんの特徴は、黒い斑点があり、血管が見える。
  • メラノーマの特徴は、凸凹した表面の丘の部分に色素が付着している。
  • 皮膚がんの治療の基本は摘出手術です。
    摘出手術の治療費の目安...33,000円(※3割負担)

メラノーマの5年生存率

メラノーマの5年生存率

メラノーマの転移は、肺、肝臓、脳、骨という順番で頻度が高い。

メラノーマのチョイス 新薬二ボルマブ

メラノーマのチョイス 新薬二ボルマブ

二ボルマブ

  • 2014年7月に承認された新薬二ボルマブ。
  • がんではなく免疫細胞に働き、がん細胞を攻撃するように働きかける新しいタイプの薬。
  • 副作用は...間質性肺炎、肝機能障害、甲状腺の異常、腸炎、かゆみ など。
  • 治療費の目安...体重60kgで1回85万円。
    (3割負担の場合は25万円)
    高額療養費制度が適用された場合...85,000円(標準的な所得の場合)