食後に中性脂肪値が異常に増える食後高脂血症とは

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食後高脂血症とは

食後高脂血症とは
食後高脂血症とは

食後、血液中の中性脂肪が異常に増えることを食後高脂血症といいます。脂質の多い食事をとれば、健康な人でも中性脂肪はある程度増えますが、食後高脂血症ではその増え方が著しく、しかも時間が経過しても十分に下がりません。
食事で取り込んだ中性脂肪は、最初はコレステロールも少し含んだ大きなかたまりになっていますが、すぐに脂肪酸という小さい物質へとどんどん分解されていきます。脂肪酸は、細胞に取り込まれ、エネルギーとして使われます。

食後高脂血症とは
食後高脂血症とは

食後高脂血症では、この中性脂肪の分解がスムーズに進まず、レムナントという分解途中の中性脂肪のかたまりが血液中に長くとどまることになります。これが食後高脂血症の正体です。なおレムナントにはコレステロールも含まれています。
レムナントが血液中に長くとどまると血管壁に入り込みやすく、その結果コレステロールがたまって動脈硬化を引き起こします。また、食後の中性脂肪値が高いほど、狭心症や心筋梗塞を引き起こす危険性が高まることもわかっています。