軽症のうつ病の症状とは?

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軽症のうつ病とは

軽症のうつ病とは

うつ病は「気分が落ち込む」といった心の状態だけではなく、「食欲がない」「体が重い」というような体にも症状が出る病気です。
うつ病は検査などでは判定できないため、症状で判断します。
診断基準1のどちらか1つを含み、診断基準2の5つ以上の症状が、ほとんど一日中、2週間以上続き、仕事や家庭などに何らか問題が生じている場合にうつ病と診断しますが、軽症のうつ病は、日常生活において生産性は落ちてはいるものの、なんとか休まず続けられる程度のものを指します。

診断基準1

  • 憂うつ、気分の落ち込みがある
  • 興味や喜びの喪失

診断基準2

  • 食欲の異常
  • 睡眠の異常
  • そわそわする、または体が重い
  • 疲れやすい
  • 自分を責める
  • 思考力・集中力の低下
  • 死にたいと思う

重症度の診断

うつ病への対応は、その重症度によって異なるため、重症度の判定も大切です。
判定のポイントは1診断基準の項目に当てはまる数、2日常生活にどの程度問題が生じているか、の2つです。当てはまる項目の数はあくまでも目安で、実際の診断では2の仕事や学校、家庭など社会的な機能についてより重視されます。うつ病かどうか、重症度の判別は自分で行わず、心配な場合は医療機関を受診しましょう。
うつ病の診断は難しく、他の病気との見極めも重要です。うつ病でよく見られがちな気分の落ち込みなどの症状は、アルコール依存症や認知症、甲状腺やがんなどの病気でも起こります。症状がうつ病によるものか、他に原因があるかどうかを正確に診断することも大切です。