本人は自覚しにくい? うつ病の症状とは

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うつ病の特徴的な症状

うつ病の特徴的な症状

うつ病では、さまざまな心の不調や体の不調が現れます。
体の不調としては睡眠障害や疲労感・倦怠感、首・肩のこり、頭が重い、頭痛といったもの、心の不調としては、意欲・興味の減退、仕事能力の低下、抑うつ気分、不安・取り越し苦労などが挙げられます。
うつ病は精神科や精神神経科の専門医でも診断が難しい病気です。他の病気のように血液検査や画像検査などで異常を見つけることができないため、詳しい聞き取りを行って診断をつけることになります。
うつ病を診断するときに特に重要なのが、「憂うつな気分」と「何に対しても興味が持てない」という2つの症状です。この2つのうち、どちらかひとつでも、ほとんど一日中、ほとんど毎日、2週間以上続いている場合、うつ病の可能性が高いと考えます。
体の不調は本人も感じやすく、人にも伝えやすいのですが、心の不調は自覚するのが難しいこともあって、受診時に体の症状を訴える人が多いようです。眠れなかったり、食欲がなかったり、息切れしたりといった症状も、うつ病が原因で起こっている場合もあります。

うつ病のサインに気づくには

うつ病のサインに気づくには

うつ病は本人が気づきにくい病気です。うつ病に関する知識がないと、症状が現れているのにうつ病に気づかないこともあります。また、重症になると、脳の働きが低下し、病気であることを認識できなくなります。
重症になる前に、医療機関を受診して治療を行うためには、家族や周囲の人が気づくことがとても大切です。ただし、無理に受診を勧めると、本人がよけいに落ち込んでしまう原因になりうるため、サインを正しくとらえて本人に具体的に伝えることが大切です。本人に直接伝えづらい場合には、家族や親しい友人、その人が信頼している人から伝えてもらってもよいでしょう。職場であれば産業医に相談できます。

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