初期は痛みを感じにくい 変形性股関節症の症状と検査

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変形股関節症の進み方

変形股関節症の進み方

変形性股関節症の進行状況には、股関節の変形の程度によって大きく4つの段階があります。
最も軽度な時期は「前股関節症」といい、股関節の形にわずかな異常がありますが、軟骨自体はすり減っていない正常な状態です。痛みなどの自覚症状はほとんどありません。
初期股関節症」になると、軟骨が少しずつ減ってきて関節の隙間も狭くなってきます。個人差はありますが、この段階でも痛みを強く感じるといった自覚症状はほとんどありません。
進行期股関節症」では、軟骨がかなりすり減って、表面がザラザラしてきます。軟骨の下にある骨の一部がこすれ合って痛みが出てきます。
末期股関節症」になると、さらにその症状が強くなり、軟骨がほとんど消失します。骨同士が接するため強い痛みが生じ、日常生活に支障が出てきます。

変形性股関節症の検査

変形性股関節症の検査

変形性股関節症の検査は、痛みの様子などを聞き取る問診・歩き方や姿勢を見る視診・関節の状態を触って調べる触診のほか、画像検査が行われます。
検査の中で最も重要なのがX線検査です。X線検査では骨の形の異常や軟骨の状態、そして病気の進行状況がわかります。X線ではわからない部分を細かく見るためにCTやMRIを使うこともあります。手術を前提にする場合は、CT検査でより詳細な骨の形や状態を調べ、MRI検査では関節に水がたまっているかどうかがわかります。