まぶたを見れば一発判明!疲れ目 乾きに 真・癒やしワザ

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セルフケア・対処 ドライアイ 目がおかしい 視力や見え方の異常

つら~い目の疲れや乾き、目薬をさしてもさしても一向に改善しない...そんな人は要チェック!意外な原因でドライアイになっちゃうタイプがあるんです。放置しておくと、目が傷だらけになり、実用視力が低下することも!自分がそのタイプかどうかは、まぶたを見れば一目瞭然。その名も「タピオカサイン」…ぷっくりした小さなかたまりができていたら要注意!でもご安心を…タオルを使って目の不調を改善!自宅でできるとっておきの技を大公開!

ドライアイは″涙の質”が超重要!

日本人の6人に1人以上が患っているとも言われる「ドライアイ」。目が乾いてしまい、不快感や痛みで作業に集中できなかったり、長続きしなかったり・・・重篤になると日常生活に支障が出る場合も。そもそも、目は涙が表面を覆うことで、大切な瞳の角膜を保護しています。しかし、目が乾いてしまうと角膜がむき出しになって、場合によっては傷ついてしまうことがあるんです。

自分がドライアイかどうかを簡易的に確認する方法のひとつが「まばたき測定」です。角膜が涙で覆えていないむき出しの状態になると、人は耐えられず目をつむってしまうと考えられています(刺激への敏感さなど他の要素も関わりますので、個人差はあります)。そのため、目を開けてまばたきをどれくらい我慢出来るか(最大開瞼時間)は、涙がどれくらい角膜を覆っていられるか(涙液層破壊時間)に関係があるとされています。一般的に、目を開けてから10秒間まばたきを我慢出来ない場合は、ドライアイの疑いが強いとされています。 また最近では、ドライアイを診断するアプリも登場しています。順天堂大学医学部眼科学講座がドライアイ研究推進のために開発したスマートフォン向けアプリでは、上記のような「まばたき測定」に加えて「実用視力」や「ドライアイ診断の問診」を行うことで、簡易的な診断をすることが出来ます。

ドライアイ診断アプリを開発した猪俣武範医師(順天堂大学医学部眼科学講座)

ドライアイ診断アプリを開発した猪俣武範医師(順天堂大学医学部眼科学講座)

ドライアイアプリ

ドライアイ診断アプリ「ドライアイリズム」

そんなドライアイの原因としては「涙の分泌量が減る」以外にも、別の原因が!それは「涙の質の低下」。実際にドライアイに悩む人の中には涙の量は十分に出ているのに、なぜか目が乾くという人も。そういったタイプの方の涙を観察すると、涙がちゃんと分泌されて角膜の表面を覆ったと思ったら、あっという間に乾いていくことが観察されました。

涙を観察する様子

涙を観察する様子

ドライアイ患者の染色した涙の様子(黒く見える部分が涙が乾いたところ)

ドライアイ患者の染色した涙の様子(黒く見える部分が涙が乾いたところ)

目にタピオカ!?カギは「油」にあり!

涙の量は足りているのに、なぜかあっという間に乾いてしまう…そんな“涙の質”を左右する重要な成分として、今注目されているのが…「油」!

わたしたちの涙はただ水分だけで出来ているわけではありません。まばたきの際に液層(水分など)の上に、さらに油の層をつくることで、涙が乾かずに目の表面に留まるように助けてくれているんです。

マイボーム腺

その油を作り出す場所は私たちのまぶた。まぶたには「マイボーム腺」と呼ばれる目の油を分泌する腺が上下・両目合わせておよそ100本あります。しかし、このマイボーム腺は年齢とともに、ちゃんと機能しなくなる人が増えていることが分かってきました。

2017年に長崎県平戸市度島で行われた全島調査では、40代でおよそ5人に1人がこのマイボーム腺の機能が低下していることが判明!

度島で行われた全島調査のグラフ

そして、このマイボーム腺の機能の低下を現す兆候のひとつが、まぶたのフチにできる「タピオカサイン」と呼ばれるニキビのようなもの。実際に“目のニキビ”とも言われ、マイボーム腺の入り口の油が詰まりかけている初期段階であることを示しています。このようにマイボーム腺が詰まったままで放置していると、腺の油を出す機能そのものが失われてしまい、大事な油が出てこなくなってしまうことも。

※ タピオカサインは肉眼でも確認できることがありますが、見えづらいからといって自分で無理矢理にタピオカサインを確認したり、指で押そうとしたりは決してしないでください。目を傷つけてしまう恐れがあります。

目の縁にできたタピオカサイン

目の縁にできたタピオカサイン

簡単ケア!ホットタオルで気持ちよく目の油を溶かす♪

目の油の質をあげるための点眼薬治療などはまだありませんが、
予防や初期段階のケアとして、いますぐ出来るのが「目を温める」こと!
目の油を溶かして改善するために適切な温め方のポイントは
★ まぶたを40度ぐらいのタオルで温めること
★ 5分以上温め続けること
★ まぶたが濡れないようにすること(気化熱で温度が下がってしまうため)。
今回、ガッテンはこれらをぜーんぶ満たすおしぼり式のホットタオルの作り方を考えました!その作り方をご紹介します。

【用意するもの】
・おしぼりタオル 2枚(中身の濡れタオル用と外に巻く用)
・ポリ袋 1枚
・熱さ対策用のゴム手袋など

【作りかた】

①まずは1枚のタオルを50℃のお湯に浸して絞り、熱々のおしぼりを作ります。最終的にタオルで包んで40℃ぐらいになるよう、中身は手に持って熱いと感じるぐらいの温度(およそ50℃ぐらい)にします。お湯を50℃にする方法としては沸騰したお湯に、同量の水を加えるなどして作ることができます。

②つくった熱々のおしぼりを、すばやくポリ袋に入れましょう。中からお湯がこぼれでないように、おしぼりはよくしぼり、ポリ袋を丁寧にたたんでください。

③それをもう片方の乾いたままのタオルでポリ袋ごと包みます。これで完成です。

④まぶたの上にのせ1回5分、1日2回行うのがオススメです。タオルがずれて、中の熱い部分に直接触れないようご注意を!

※ 目やまぶたが赤い・かゆい・腫れているといった炎症の症状がみられる場合にはこの方法は用いないでください(具体的には結膜炎など)。また、温めている途中で同様の症状が出た場合は即座に中止したうえで、冷やしてください。
※ 目の近くを触るので、事前に手指の消毒を行ってください。
※ 熱いお湯を用いる際は厚手のゴム手袋などを用いてください。
※ 適切な温度より高い温度で、長時間温めすぎないようにしてください。

この記事は以下の番組から作成しています
◆ガッテン! 2020年7月22日放送
「まぶたを見れば一発判明!疲れ目乾きに真・癒やしワザ」