血液を浄化する「糸球体」が壊れていく慢性腎臓病とは

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慢性腎臓病のメカニズム

慢性腎臓病のメカニズム
慢性腎臓病のメカニズム

腎臓は尿を作る臓器です。腎臓に流れ込む全身の血液から老廃物を取り除き、余分な塩分・水分とともに、尿として体の外に排出します。老廃物を取り除くのは、腎臓の中にある「糸球体」という小さい無数の組織です。
図にあるように、腎臓は次のような働きをしています。

  1. 老廃物を含んだ血液が腎臓に流れる
  2. 腎臓(糸球体)が老廃物を取り除く
  3. きれいになった血液を全身に流す
  4. 取り除いた老廃物、塩分、水分を尿として体の外に出す

慢性腎臓病では糸球体が少しずつ壊れていきます。その結果、血液中の老廃物が十分に取り除けなくなったり、尿に漏れないはずのたんぱくが尿に交じったりします。一定程度以上に壊れてしまった糸球体は、正常に戻ることはありません。