義歯による治療法2 入れ歯、人工の歯を埋め込むインプラント

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部分入れ歯

部分入れ歯

部分入れ歯は、失った歯が何本でも、とびとびであっても、条件に合わせてつくることができます。金具をひっかけるために歯をわずかに削るだけなので、身体的な負担は少なくて済みます。着脱式のため、掃除がしやすいのも長所です。短所は、装着により違和感を感じやすいことと、かむ力が健康なときの40%程度に低下することです。
外から金具が見えるため、人によっては見た目が気になる場合もあります。健康保険が適用できるタイプが多く、費用の目安は3割負担で1~2万円ほどです。

マグネット式入れ歯

マグネット式入れ歯

マグネット式入れ歯は、失った歯の根っこにあたる歯根の上に小型の磁石をつけ、その上に小型の磁石を埋めた入れ歯を装着する方法です。失った歯が何本でも、歯根が残っていれば使用できます。強い磁石でくっつけるため装着による違和感が少なく、見た目も自然で、かむ力は健康なときの60~80%程度と比較的保たれます。人工の歯のほうは着脱式のため掃除がしやすいのですが、歯根側の磁石は外せないため掃除しづらくなります。短所は、健康保険が適用できないため高額なことです。費用の目安は30~40万円ほどです。

インプラント

インプラント

インプラントは、歯を失った部分のあごの骨に、チタンなどでできた人工の歯根を手術で埋め込み、その上に人工の歯を固定する方法です。インプラントの手術をするには、あごの骨が健康であることが条件です。
埋め込んで固定するため装着による違和感がほとんどなく、見た目も自然で、かむ力は健康なときとほぼ同等に保たれます。短所は、手術による身体的な負担が大きいことや、固定式による掃除のしにくさなどです。また、糖尿病のある人やヘビースモーカー、重度の歯周病であごの骨の状態がよくない人などは、手術の適用が難しくなります。健康保険が適用できないため高額で、費用の目安は1本あたり30~40万円ほどです。