口内炎とは

口内炎とは、ほお、歯ぐき、舌、のどの奥など、口の中に起きる炎症の全てを指しますが、その原因はさまざまです。原因を知ることは、治療や予防にも役立ちます。口内炎には、原因によって、主に、以下の4つの種類があります。
口内炎の4つの種類
物理的刺激による口内炎
入れ歯や矯正装置などに口の中が当たって粘膜が傷つき、炎症を起こすものです。食事をしているときに間違えてほおを噛んだり、熱いお茶を飲んでやけどをしたときにできる口内炎もこのタイプです。
カンジダ菌による口内炎
体に住み着いているカンジダ菌という真菌が原因で起こる口内炎です。通常は炎症を起こしませんが、免疫が下がったり、口が乾燥したりすると炎症を起こすことがあります。
アレルギーによる口内炎
歯の詰め物、かぶせものや、入れ歯の金属などのアレルギー反応によって起こります。
一般的にみられる口内炎
ストレスや栄養の偏りが原因ではないか、と考えられていますが、実は原因はよくわかっていません。特に、外からの物理的刺激がなくても起こります。