歯周病の検査と治療方法。進行度合いによっては手術となるケースも...

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歯周病の検査方法

歯周病の治療

歯周病が疑われて歯科を受診すると、まず行われるのが、歯や歯ぐきの状態を調べる歯周組織検査です。この検査で歯周病と診断された場合は、歯磨きの指導や歯石の除去が行われます。その後、再評価を行い、改善がみられない場合は歯周外科手術を行います。

進行度に合わせて行われる歯周病の治療方法

歯周病の治療は、プラークや歯石を取り除くことが基本です。歯周病が進行して歯周ポケットが深くなり、たまった歯石がスケーラーでも十分に取れない場合は、外科手術を行うこともあります。

歯磨きの指導

歯周病の治療
歯周病の治療

歯周病の原因は、歯周病菌の住みかとなるプラークなので、自分で行う毎日の歯みがきが重要です。歯磨きをする時は、歯ブラシを鉛筆を持つように持ち、また、歯ぐきを傷めてしまうことがあるので、力を入れたゴシゴシ洗いは避けてください。
歯に対してブラシを90度にあて、細かく振動させるスクラッビング法や歯と歯ぐきの間にブラシを45度にあてて細かく振動させるバス法などのやり方で磨けば、効果的にプラークを落とすことができます。また、歯並びに合った磨き方や、歯科で歯間ブラシやフロスの使い方について指導を受けることも重要なポイントです。

歯石の除去

歯石の除去
歯石の除去

プラークがミネラルを吸着して石のように硬くなった歯石は、軽石のようにたくさんの穴があり、そこに細菌が住み着き、毒素をため込みます。この毒素が歯周病の炎症を進めてしまいます。
歯石は、スケーラーという器具で取り除きます。手用スケーラーで削り取る場合と、超音波スケーラーで粉砕する2つの方法があります。
また、歯石を削り取ったあと、歯の表面をなめらかにするルートプレーニングも行われます。

歯周外科手術

外科手術が行われることも
外科手術が行われることも

歯石を除去後、再評価でも改善がみられない場合は、外科手術が行われることがあります。手術にもさまざまな種類がありますが、歯周ポケットの深い所に歯石がある場合にはフラップ手術を行います。
フラップ手術では、メスで歯ぐきを切開してから歯石を取り除き、ルートプレーニングをした後、歯ぐきを元に戻して縫い合わせます。
最近では、フラップ手術と合わせて歯周組織再生治療を行うケースもあります。人工の特殊な膜「GTR膜」や特殊なタンパク質を使って、歯を支える骨などの組織を再生する治療です。ただ、歯槽骨の状態によっては、行えない場合があるので、希望する場合は担当医にご相談ください。

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