ぼうこう炎の新常識!寒気や吐き気、発熱があれば腎盂腎炎の可能性も

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ぼうこう炎

ぼうこう炎

女性の2人に1人は生涯に経験すると言われる「ぼうこう炎」。その症状といえば、イヤ~な頻尿や、排尿時の痛み、残尿感・・・。
ありふれた病気というイメージがありますが、実は命に関わる危険なタイプもあったんです。

腎盂腎炎(じんうじんえん)は寒気や吐き気、発熱などを起こす

急性ぼうこう炎の代表的な合併症、「腎盂腎炎」。重症化すると命の危険もある、恐ろしい病気です。
腎盂腎炎は、ぼうこうで増殖した大腸菌が尿管を通ってさかのぼり、腎臓まで達してしまうことが原因で起こります。

膀胱炎の症状(頻尿、痛み)に加え、

  1. 38度以上の発熱
  2. 背中・腰の痛み
  3. 吐き気・寒気・全身けんたい感

などがあった時には「腎盂腎炎」の可能性があります。

間質性ぼうこう炎は頻尿の薬が効かない

「間質性ぼうこう炎」とは、ぼうこうの粘膜のバリアが弱くなってしまい、尿が粘膜の奥の「間質」という層まで染み込んで、激しい炎症が起こってしまう病気です。
はっきりした原因はまだ特定されていませんが、診断や治療法が確立されてきています。

間質性ぼうこう炎が疑われるのは、

  1. 頻尿の薬が効かない
  2. 尿がたまってきたときに痛みや違和感がある時

です。

間質性ぼうこう炎のチョイス1

間質性ぼうこう炎のチョイス1

「ぼうこう鏡」とは、ぼうこうの内視鏡。間質性ぼうこう炎は、尿検査では見つかりません。
そのため、内視鏡でぼうこう内部を観察して確かめることが必要です。

間質性ぼうこう炎のチョイス2

「ぼうこう水圧拡張術」とは、ぼうこう内部に少しずつ水分を注入してぼうこうを拡張し、傷口をきれいにすることで、新たな粘膜の再生を促す治療法です。