肩こりの原因は?心筋梗塞や狭心症の可能性も?危険な肩こりセルフチェック

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肩こりの原因は?

30代くらいから肩周辺の筋肉や腱などのしなやかさが失われ、筋力や機能が低下します。そのために中高年になると肩の痛みや肩こりがおこりやすくなります。

肩の症状 原因チェック

肩の周辺にこりや痛みを感じる場合は、どこに症状が出ているかチェックしてみましょう。

肩の症状 原因チェック

①首の裏側
②首の付け根から肩にかけて
③背中の肩甲骨の内側
④肩から上腕部にかけて

①から③のいずれか、または④以外のすべてに当てはまる場合は、肩こりが考えられます。④のみ当てはまる場合は、五十肩や腱板断裂などの肩関節の障害の可能性があります。

腕の重みが肩こりの原因

肩こりは、腕の重みを引き上げる筋肉の疲労によって起こります。

肩こりの原因となる筋肉

腕の重さは片腕で、5~6kgほどです。この腕を引き上げている筋肉は、首の後ろにある肩甲挙筋と僧帽筋や菱形筋です。この3つの筋肉に運動不足や肩の使いすぎ、長時間の同一姿勢、姿勢が悪いなどの原因で疲労がたまり、肩こりを起こします。

こうした肩こりは、運動不足や、肩の使いすぎなどの生活習慣を見直したり、姿勢を正しくする事によって改善が期待できます。

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肩こり以外の症状がある場合は心筋梗塞・狭心症の可能性も?!

肩こり以外に、下記のような症状があると、ほかの病気のリスクが考えられます。

肩以外の病気が原因?チェック項目

①体を動かすときに息切れしやすくなった場合は、狭心症心筋梗塞の可能性があります。これらの病気の場合、心臓の痛み以外に関連痛といって、肩など心臓とは別の場所に症状を起こすことが少なくありません。特に、肩こりを突然感じて突然消える場合や、胸の締めつけ感を伴う場合は要注意です。

関連痛(放散痛)とは?

②目の奥の違和感、③頭が重く感じる症状や吐き気、頭痛がある場合は、脳動脈瘤の可能性があります。脳の血管にできたこぶが周りの神経を圧迫するため、こうした症状や肩こりが生じます。

④舌に歯形がついている場合は、無意識に上下の歯をかみしめ続けてしまう歯列接触癖の可能性があります。かむ筋肉などが疲労することで、肩こりが生じることがあります。

⑤上まぶたが黒目の真ん中あたりまでかっている場合は、加齢や長期間のハードコンタクトレンズの使用によって、上まぶたを引き上げる筋力が低下してまぶたが下がる眼けん下垂の可能性があります。この病気は、中高年に多く、視界を確保するために無理にまぶたを開けようとしたり、首を反らしたりするために肩こりが起こりやすくなります。

心筋梗塞・狭心症などの病気の疑いがあるので早めの受診を

「肩こり以外の症状がある」、「生活習慣の見直しや体操を続けても肩こりが治らない」ときは、まずは整形外科を受診し、肩こり以外の症状があれば、必ず医師に伝えましょう。ほかの病気が疑われる場合には、適切な診療科を紹介してもらってください。

この記事は以下の番組から作成しています

  • きょうの健康 放送
    体操満載!肩こり・肩の痛み対策「肩こり原因と解消法」