五十肩(凍結肩)を治す体操・ストレッチ 症状をやわらげるセルフケア

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「五十肩(凍結肩)」とは

五十肩(凍結肩)の回復に役立つ体操

五十肩(凍結肩)に悩んでいる人には、回復につながる体操もおすすめです。ただし、下記のような症状がある場合は、急性期だと考えられ肩を安静にする必要があるため、体操を行わず整形外科を受診してください。

  • 肩を動かしていないのに痛む
  • 肩に熱感がある

時期別、五十肩(凍結肩)の治療はこちら

体操を行うときは、呼吸を止めずにゆっくりした動作で、あくまで気持ちよいと感じる程度に加減して行ってください。それぞれの体操は10~20回を1セットとし、1日3セットを目安に行います。

五十肩(凍結肩) 腕を上げやすくする体操1

あおむけに寝て両ひざをそろえて立て、両腕を体の真横に広げます。真横まで腕が上がらない場合には上がる角度で構いません。頭と肩は動かさず、両ひざをそろえたまま症状のない側に倒します。その状態を3秒間保ったら、元に戻します。ひざを倒すとき、両ひざが離れないように注意してください。

五十肩(凍結肩) 腕を上げやすくする体操2

安定したテーブルを使って行います。テーブルに対し、症状のないほうをテーブル側にして、横向きに立ちます。症状のない側の足のつま先をテーブルに向け、上半身をひねる形で、両手をテーブルに置きます。その体勢から、両手のひらでテーブルを押しながら、足の位置を動かさずにお尻を後ろに引きます。この状態を3秒間保ち、元に戻します。背中や腰を丸めないようにお尻を引くのがコツ。

五十肩(凍結肩) 肩を回しやすくする体操1

テーブルに向かっていすに座ります。症状のある側のひじをテーブルにつき、手首の辺りに反対側の手を添えます。この体勢から、上半身をテーブルと平行に移動し、元に戻します。反対側へも同じように移動します。テーブルについたひじの位置は固定し、腕を動かさないように行います。

五十肩(凍結肩) 肩を回しやすくする体操2

症状のある肩を下にして、横向きに寝ます。顔の前に症状がある側のひじを置き、手と手を合わせます。反対側の手で力を加えながら、それに逆らって前腕を倒します。その状態で3秒間保ち、元に戻します。腕が上がらないために顔の前にひじを置けない場合は、無理のない位置に置いて行いましょう。

この記事は以下の番組から作成しています

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