生活に著しい支障が出る 中等症・重症のうつ病とは

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中等症・重症のうつ病

中等症・重症のうつ病

うつ病は患者さんに現れている症状によって診断されます。診断基準となる症状が、ほとんど一日中、ほとんど毎日、2週間以上続き、また仕事や家庭などに著しく影響が出ている場合にうつ病とされます。

診断基準1

  • 憂うつ、気分の落ち込みがある
  • 興味や喜びの喪失

診断基準2

  • 食欲の異常
  • 睡眠の以上
  • そわそわする、または体が重い
  • 疲れやすい
  • 自分を責める
  • 思考力・集中力の低下
  • 死にたいと思う

なお、診断基準1のどちらか1つを含み、診断基準2の6~7つの症状が当てはまる場合を中等症のうつ病、8つ以上当てはまるのが重症と診断されています。ただし、これはあくまでも目安で、症状の数だけで重症度を判断することはできません。
例えば、当てはまる症状の数が少なくても「死にたいと思う」症状が強く出ている場合には注意が必要になります。また、家族が受診をすすめても拒否したり、食事や水分を取らないといった生活にも著しい支障をきたしている場合、緊急性が高く、生命の危険が差し迫っているといえます。
適切な治療を受けるためにも、専門医による正しい診断を受ける必要があります。