【股関節の痛みについて】骨粗しょう症の薬やステロイドが原因かも?

更新日

骨粗しょう症の薬が原因の「非定型大腿骨骨折」

股関節に痛みを引き起こす原因の多くは「変形性股関節症」ですが、それ以外の原因でも股関節の痛みが現れるものがあります。

骨粗しょう症の薬が原因の「非定型大腿骨骨折」

骨粗しょう症の治療薬「ビスホスホネート」を長年服用していると、まれに「非定型大腿骨(だいたいこつ)骨折」を起こすことがあります。非定型大腿骨骨折は、負担がかかった箇所が隆起し、そこからまっすぐ横に折れる特殊なタイプの骨折です。ビスホスホネートは治療効果のメリットが大きい薬ですが、長期間服用していたり、服用していて股関節に痛みを感じたりした場合は、専門医に相談してください。

ステロイドが原因の「骨頭え死」

ステロイドが原因の「骨頭え死」

短期間に大量のステロイドを投与する「ステロイドパルス療法」や長期間にわたるステロイド治療などで、服薬するステロイドが一定量を超えると「骨頭壊死(えし)」を起こすリスクが高まるとされています。骨頭壊死とは、何らかの理由で大腿骨頭の一部の血流が途絶え、そのために組織が壊死して骨頭に変形や破壊が起こる病気です。
ステロイドは、「突発性難聴」「膠原病(こうげんびょう)」「リウマチ」「ネフローゼ症候群」など多くの病気の治療に用いられています。もし、治療を続けていて股関節が痛むなどの異変を感じた場合は、すぐ整形外科の専門医に相談してください。