丸まった背中は骨折のサイン?骨粗しょう症で骨折しやすい部位とは

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骨折が起こりやすい部位

骨折が起こりやすい部位

新潟県佐渡市での調査では、骨粗しょう症による骨折が起こりやすい部位は、多い順から、背骨(脊椎)、太ももの付け根(大腿骨(だいたいこつ))、手首(橈骨(とうこつ))、腕の付け根(上腕骨)です。

骨折が起こりやすい部位

背骨の骨折は、上下の方向で押しつぶされたように骨折する、いわゆる「圧迫骨折」が起こります。骨折が治っても、つぶれた背骨は元の形には戻りません。そのため骨折が重なると、身長が低くなったり背中が丸くなったりします。ただし、背骨の骨折で痛みを自覚していた患者さんは全体の3分の1にすぎないという報告があり、気がつかないうちに骨折していることも少なくありません。若いころより身長が4cm以上低くなり、背中が丸くなっていれば、以前、背骨を骨折していた可能性が高いと考えられます。
また、背骨の骨折後には大腿骨を骨折することが多く、一回骨折を起こした方が続けて骨折を起こすことがよくあります。このように連続して起こる骨折を「骨折連鎖」といいます。
大腿骨を骨折すると手術が行われ、術後は歩いて生活することを目指しますが、筋力の低下によって寝たきりになることもあるため注意が必要です。