解決!「男性の尿もれ」主な原因、症状と治療法<危険度チェック>

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男性の尿もれの主な原因

男性の尿もれの主な原因

男性の尿もれの大きな原因となるのは「過活動ぼうこう」と「前立腺肥大症」です。特に「前立腺肥大症」が原因で「過活動ぼうこう」を引き起こすことが多いのが男性の尿もれの特徴です。ほとんどが良性の疾患で、生活に支障がなければ治療の必要はありませんが、まれに脳血管障害などが原因の尿もれもあり、注意が必要です。

前立腺肥大症が原因で起きる尿もれ

前立腺肥大症が原因で起きる尿もれ

前立腺が肥大すると、尿道やぼうこうが圧迫され、尿が出づらくなります。すると、ぼうこうが排尿しようと頑張りすぎて、筋肉などが痛んでしまいます。

前立腺肥大症が原因で起きる尿もれ

そして脳との連携もうまくいかなくなり、ぼうこうが勝手に収縮する「過活動ぼうこう」の状態となり、急に尿意をもよおす切迫性尿失禁となります。さらに症状が悪化すると、尿道が完全にふさがってぼうこうが限界まで膨らみ、尿がチョロチョロともれ出す「いつ流性尿失禁」を引き起こします。こうなると腎不全などのリスクもあり、早急な対策が必要です。

男性の尿もれ危険度チェック

男性の尿もれ危険度チェック

受診の目安は、排尿前や排尿中にどんな症状があるかがポイントとなります。排尿前には、尿意切迫感があるかどうか。頻尿かどうか。具体的には1日およそ4~7回が一般的な排尿の回数なので、この回数より多い場合、また1回の排尿量の基準が200~400mLなので、それを大きく下回る場合は注意が必要です。また、排尿時間は20~30秒くらいが通常なので、1分、2分とかかるようなら要注意です。排尿後は、残尿感があるかどうかがポイントです。

男性の尿もれ治療

男性の尿もれ治療

男性の尿もれの治療は、前立腺肥大症過活動ぼうこうを併発しているケースも多いため、まず前立腺肥大症の治療を行い、過活動ぼうこうの症状が残った場合はそちらも治療します。それぞれ、薬物療法と行動療法に分かれます。

男性の尿もれ治療

行動療法は、ぼうこう訓練と生活上の注意に分かれます。ぼうこう訓練は、ぼうこうにためる尿量を増やす訓練です。ぼうこうの過剰な収縮が原因であるため、これを抑えることで症状の改善を目指します。生活上の注意としては、前立腺肥大症では、長時間の座位など、血流を悪くすることを避けるのが基本です。過活動ぼうこうでは、水分を取り過ぎないことなどが重要です。

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