みんなの「知りたい!」糖尿病

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【Q&A】短期集中型ダイエットの効果は?


【Q&A】短期集中型ダイエットの効果は?

糖尿病と診断され、治療中です。食事療法として試してみたいのですが、野菜たくさんの味噌汁で空腹感を満たすなどして1日1400kcalまでという短期間集中型のダイエットで10kg以上減量し、リバウンドに気をつければ、糖尿病のコントロールがもっと良くなりますか?
(50代 男性)

専門家による回答

1日1400キロカロリーはかなり少ないカロリーですが、こういった方は実際に多くいます。確かに体重は減り、血糖値も改善することが多いようです。ただし問題は、このようなダイエットをした方の多くがリバウンドしてしまうことです。それよりは1日2100~2200キロカロリーという普通の必要カロリー量をきっちりとる生活習慣を継続する方が糖尿病にはよいと思います。糖尿病は、根治は難しい病気ですが、ちゃんとつき合っていけば怖い病気ではありません。治療は、継続できるかどうかが極めて重要です。

【Q&A】避けられない外食 いったいどうすれば


【Q&A】避けられない外食 いったいどうすれば

仕事柄、昼と夜は外食やコンビニに頼らざるを得ません。昼はおにぎりと鶏のむね肉だけ、など注意はしていますが、外食になった場合は、脂たっぷりのラーメンなどになりがちです。
外食のときはどんなことに注意すれば良いでしょうか?
(30代 男性)

専門家による回答

糖尿病の患者さんでも、脂たっぷりのラーメンが食べたい、という人はいるでしょう。患者さんや家族の方でも誤解している人が多いのですが、糖尿病だからといって「絶対に食べてはいけない」というものはありません。ただし、全体としてどれだけの量をとるかということが重要になってきます。たとえば1週間単位でみて、一日だけ食べ過ぎの日があったとしても、その他の日は控えようと考えながら、食事療法を続ければよいのです。

アドバイスとしては、基本的には糖尿病食は健康食ということです。甘いもの、動物性脂肪はほどほどに。高齢になると筋肉が減るので、たんぱく質はとったほうがよいですが、肉か魚なら、なるべく魚を選ぶようにする。大豆のたんぱく質もお勧めです。また、食物繊維を多く含むものを食べた後に炭水化物をとると、血糖値は上がりにくいと言われています。外食では、丼物より定食を選ぶと、野菜・海藻・きのこなどの副菜から食物繊維を取ることができます。食物繊維が足りないときはコンビニのサラダなども活用してください。これらは糖尿病であってもなくても、健康を考えると皆さんにお勧めの食事内容なのです。
そして、結果として、定期検診で血糖値がコントロールできていればOKということです。それが判断基準なので、深刻に考え過ぎず、継続できるやり方で食事療法を続けてください。

この記事は以下の番組から作成しています

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