年をとるにつれて弾力を失い、硬くなっていく血管の老化とは

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血管の老化とは

血管の老化とは

私たちの体に張り巡らされている血管の中を流れる血液は、全身に栄養や酸素を届けたり、老廃物と二酸化炭素を回収したりしています。血管は、このように体全体の健康に大きく関係しますが、年をとるにつれて弾力を失って厚くなったり、硬くなったりして老化していくのです。
心臓は1分間に70回拍動して、毎分5リットルの血液を動脈に押し出しています。そのため、動脈には常に拍動の衝撃が加わっています。血管が軟らかい場合には、この衝撃を吸収することができますが、血管が硬いと、衝撃を吸収できず、血圧が上昇してしまいます。血圧が高くなると、血管がさらに硬くなるだけでなく、心臓や腎臓など全身の臓器に悪い影響が及んでしまいます。
静脈には、動脈のように高い血圧が加わっていないので、動脈のように硬くなりません。
血圧は0mmHgですが、静脈の血管内には弁がついているので、この働きによって血流が一方通行になり、血液は少しずつ心臓に戻っていきます。つまり、血管の老化で最も注意しないといけないのは、動脈が硬くなる動脈硬化です。
動脈は外側から、外膜、中膜、内膜の三層構造になっています。
外膜は外側から血管を保護する層。中膜は平滑筋という筋肉と2種類の線維からなり、主に血管の収縮と拡張を担当する層です。内膜は血管の内側を覆う内皮細胞と内皮下組織からなる薄い層です。

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