悪性度が高く治りにくいがん「メラノーマ」とは?特徴や種類、診断法

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皮膚がんの1つ、メラノーマとは

皮膚がんの1つ、メラノーマとは

皮膚がんには、主にメラノーマ基底細胞がん有棘(ゆうきょく)細胞がんパジェット病などがありますが、なかでもメラノーマは、非常に悪性度が高く治りにくいがんです。
メラノーマは、皮膚の色に関係するメラニン色素をつくる細胞や、ほくろの細胞ががん化してできるもので、全身のどこにでも発生し、主に4つのタイプがあります。

  1. 末端黒子型 日本人では最も多いタイプ。主に足の裏や手足の爪に発生し、褐色から黒色へと変化する。一部が盛り上がったり、逆に潰瘍を作ることもある。
  2. 表在拡大型 早期には広く浅く広がり、しだいに色が濃くなって一部が盛り上がる。
  3. 結節型 早期からドーム状に盛り上がり、最も悪性度が高いタイプ。
  4. 悪性黒子型 70歳以上の高齢者に多く、紫外線の影響を受けて主に顔に発生するタイプ

メラノーマの診断

早期のメラノーマは、ほくろ・しみとよく似ていて、皮膚がんだと気付きにくいことがあります。ほくろだと思っていても、「しだいに大きくなる(6ミリを超える)」「形がいびつ」「左右非対称」「色に濃淡が出てくる」などの変化がみられた場合にはメラノーマの可能性があるので、皮膚悪性腫瘍指導専門医や皮膚科専門医を受診しましょう。
診断では、初めに医師が肉眼で観察し、次にダーモスコープという機器で光を当てながら患部を拡大し、詳しく観察します。この検査によって、メラノーマの早期診断が可能になりました。さらに詳しく調べる必要があるときには、患部を切り取って顕微鏡で調べる生検が行われます。