背中のコリ・息苦しさのお悩みを解消する「ツボ押し」セルフケア

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セルフケア・対処 東洋医学 背中 呼吸器

現代人は、パソコンやスマートフォンなどの使用で「頭を下に向ける」動作が増え、その負担によって背中の筋肉がこってしまうことが少なくありません。さらに、慣れない在宅勤務や運動不足は、背中がこる原因となっています。そして、背中のコリが慢性化すると息苦しさの原因にもなるといいます。お家で簡単にできるツボ押しなどのセルフケアを専門家に取材しました。


背中のセルフケアをする人 イラスト

呼吸をしやすく!「背中のコリ」を解消する”ボール”ツボ押し

背中は自分の手が届きにくいですよね。

そこで、北里大学東洋医学総合研究所・客員教授 伊藤剛さんがお勧めするのは、ソフトボールを用いたツボ押しです。

【方法】
背中にあるツボ「肺兪(はいゆ)」、「心兪(しんゆ)」、「膈兪(かくゆ)」を狙います。ソフトボールなどを使い、ベッドと背中の間にボールを入れて、ゆっくりと体重を乗せてください。

背中にあるツボ(肺兪、心兪、膈兪)の位置がわかるイラスト

ツボの位置:背中の肩甲骨と背骨の間

押し方:体を傾けて体重を使って押す。1か所は1回30秒ほどに留める。

※回数は、1日1~2回ほど。決して押しすぎないでください。

この記事は以下の番組から作成しています。

東洋医学

東洋医学ホントのチカラ「今こそ元気に!健康長寿SP」

2021年2月27日(土)午後7:30~[総合]