「食べられない」「食べるのがやめられない」 一人で悩まず相談を

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「過食・拒食」は心理的背景が関係

過食と拒食

食に関する行動の問題は、大きく分けて、食事をとれない「拒食」と、逆に極端に大量に食べてしまう「過食」の2つがあります。「過食」には、その後、吐いてしまうなどの「排出行動」が伴うことも多いと言われています。
「拒食」の原因は一つではありません。拒食の心理的背景には、何もかも完璧でなければいけないと感じてしまう「完全癖」や、「自分に自信がない」、「将来の進路に不安がある」、「いつも競争にさらされている」、「両親の不仲などで家の中に緊張感がある」など、さまざまなことがあり、これらが複合して発症します。

「過食」の原因も心理的背景が大きく関係します。たとえば、「嫌なことは一人で我慢」、「人に打ち明けられない」、「頑張りすぎる」といったタイプの人が、生活上のストレスなどを自分だけで一気に解消しようとして症状が起きてきます。

一人で悩まず相談を

もし、自分が過食や拒食に陥っていると思ったら、まずは相談しやすい人に相談することが大切です。中学生であれば保健室の先生やスクールカウンセラー、大学生であれば学生相談室のカウンセラーなどに相談してもよいでしょう。もしくは、心療内科か精神科を受診します。「心療内科や精神科にはちょっと行きにくい」という人は、まず、地域の内科や小児科へ行って相談してください。そこから専門の診療科や精神科を紹介してもらうこともできます。

詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2019年12月号に詳しく掲載されています。

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