ＮＨＫ経営委員会
今般、評価・報酬部会における審議を経て、ＮＨＫ役員の業績評価制度の概要がまとまりましたので、以下のとおりご報告します。
（対象）
- 役員の業績評価は、会長、副会長、理事を対象に行う（監事は除く）。
（評価の構成と手順）
- 業績評価は、個人の業績評価と、協会の業績評価とにより行う。
- なお、個人の業績評価、協会の業績評価ともに、次の手順で決定する。即ち、会長が評価案を作成し評価・報酬部会に提案する⇒評価・報酬部会が会長案を審議の上意見を付して経営委員会に提案する⇒経営委員会において審議し決定する。
（個人の業績評価）
- 個人の業績評価は、会長と副会長・理事の間で実施する目標管理に基き行う。会長と理事等は、年度の初めに目標設定を行い、翌年度にその達成度を評価する。
（協会の業績評価）
- 協会の業績評価は、当年度の予算・事業計画およびＮＨＫ３か年経営計画の達成状況により行う。その際、視聴者の視点から第３者的立場で評価を行う‘約束’評価委員会の評価結果や当年度の決算状況等を参考にする。
（総合評価）
- 個人の業績評価と協会の業績評価に、それぞれ（個人）１：（協会）２の割合でウエイトを付け総合評価を決定する（但し、会長は協会の業績だけで評価する）。評価区分は、「Ｓ、Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ」の５区分とする。
（処遇への反映）
- 総合評価の結果を、会長・理事等の翌年度報酬に反映させる。報酬の変動幅は標準報酬額に対し±５％程度とする。
- なお、退任役員については退職金に反映させることを検討する。
以上
