現　職　信州大学理事・副学長

就　任　2021年3月1日

経営委員として目指すもの

災害発生時には、地域の状況を収集してわかりやすいコンテンツにすることと、それを全ての人々に早期・確実に伝える事が重要であり、NHKは公共放送としてその実現に責任があります。
地域状況の収集とわかりやすいコンテンツ作りのため、NHKには地域により密着した取材体制の整備が求められます。また、様々な方々に信頼されわかりやすく伝えるコンテンツ作成能力が求められます。
コンテンツを伝える手段には通信と放送の２つがありますが、情報を多数の人に早期・確実に伝える事ができる放送には、通信にない特性があります。放送と通信の融合がますます進む状況でありますが、それは決して放送が通信に吸収されるものではありません。NHKはその役割をしっかり果たす責務があります。
公共放送の役割にはとても大きなものがあります。災害時にも信頼される公共放送のあり方を考えながら、経営委員の役割を果たしてまいります。

好きな言葉、モットー

「この道より 我を生かす道なし この道を歩く」　武者小路実篤の言葉です。

心に残った番組

（よく見ている番組）

大河ドラマ：子どものころから常に見てきました。そのときそのときの最高の配役と最高の技術でドラマが創られていて、毎年とても楽しみです。
サラメシ：昼ご飯を通して人々の素の姿を映し出す番組に最初とても驚きました。いつも楽しんでいます。

自由記述

委員会に参加することはもちろんですが、できるだけ様々な現場も見ることが大切だと思っています。特に、各地で開催される 「視聴者のみなさまと語る会」 では、各地域の状況を確認し、地域の皆様のご意見を伺いたいと思います。