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「視聴者のみなさまと語る会(1都3県・学生)」を開催しました

 

 経営委員が視聴者のみなさまのご意見を直接伺う「視聴者のみなさまと語る会」を、1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)にお住まいの18歳以上の学生(大学、大学院、短期大学、高等専門学校等)のみなさまを対象に、オンラインで開催しました。

<開 催 日 時> 2022年12月1日(木)午後6時〜7時45分

 

<出  席  者>

 

視聴者のみなさま 39人

〔経営委員〕

礒山 誠二 委員、大草 透 委員

〔執 行 部〕

山内 昌彦 理事、安保 華子 理事、松岡 烈 首都圏局局長

<司 会>

橋 美鈴 アナウンサー

 

< 内   容 >

 ○ 経営委員による説明(大草委員)

    「経営に関する基本方針」「経営委員会の役割」「受信料」「インターネット活用業務」「中期経営計画」「中期経営計画の修正案」など
 ○ 意見の聴取

 

<ご意見等の一部>

  • テレビ離れの要因として、情報をテレビ以外の媒体で、好きな時間にみられるようになったのが大きいが、自分に関心のある偏った情報だけ取り込む危険性もある。NHKには、多角的で信頼できる情報の提供をインターネットサービスでも追求してほしい。
  • テレビは録画をしなければアーカイブが残らない。YouTubeは、いつまでも見られるが、NHKプラスは一週間で消えてしまうのが残念。
  • YouTubeやTikTokは自分へのおすすめを表示してくれる。NHKプラスは、アプリを開いて何見たらいいかわからない。
  • インターネットの音声メディアで知識をひろげている。ネットニュースの強化も大事だが音声メディアとの結びつきも大事。
  • 紅白歌合戦の出場歌手について、今回はちょっと若者寄りのアーティストが多いのではないか。家族全員で盛り上がれるような出演者を選んでほしい。
  • NHKですごいと思う番組に、Nスペやクロ現などのドキュメンタリーがあるが、そのすごさがあまり知られていない。
  • テレビが、スポーツ中継をやらなくなっていて、スポーツが公共のものでなくなっていく感じ。NHKにはメジャーでないものも含めて、スポーツ中継を続けてほしい。
  • NHKでは、大きな出来事があるとそれに集中して報道される。最近だと、北朝鮮のミサイルが朝飛ぶと、朝ドラなどをカットして昼近くまでそればかり報道している。
  • 時代劇が減少している。日本の文化、過去のことを知るために公共放送としてこれからも時代劇をつくっていくことが必要。
  • NHKの地震情報を信頼している。NHKは東日本大震災を機に、「逃げること」など呼びかけの言葉を変えたが、言葉遣い、報道の仕方をより緊迫感あるものにしてほしい。
  • 地震が起きると、まずNHKをつける。真夜中でもスーツを着たアナウンサーが出てきてすばらしい。そういう放送で命を救われる人がいると思う。英語での副音声はあるが、多言語・手話で多くの人に伝わる放送があるといい。
  • NHKはジェンダーを扱う番組に力を入れている。テレビを見ていると発見があるので、これからもそうした番組があるといいと思う。
  • 私の出身校にNHK首都圏の取材がきた。もっと学生を取材してほしい。
  • 首都圏にいると、自分の住む地域のニュースがあまり見られない。地域に密着していない感じがする。もっと地域ごとのローカルな情報がほしい。
  • 平日午後の列島ニュースがおもしろい。大学で上京したが、地元のニュースや行ったことのない別の地域のニュースを見て新たな発見がある。
  • 島しょ部に住んでいたが、島しょ部からの発信が足りない。島しょ部の豊かな自然や人々の生活など魅力ある情報を取材し発信してほしい。
  • 大学生向けの就活応援サイトが、すごく良い。ニュースの用語や時事問題もわかる。

 

※ 正式な開催報告は、後日、経営委員会のホームページで公開します。