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監査委員会とは

 平成20年4月に、NHKのガバナンス強化を盛り込んだ改正放送法が施行され、これに伴い、監査委員会が設置されました。放送法では、監査委員会の設置及び組織、委員の任命、権限、議決の方法などを規定しています。
 監査委員会は、経営委員の中から任命された3名以上の監査委員で構成することになっています。また、監査委員会は、経営委員を含む役員の職務の執行を監査する権限を有しています。このため、監査委員会が選定する監査委員(選定監査委員)は、役員及び職員に対して、職務執行に関する事項の報告を求めることやNHKの業務や財産の状況を調査することができます。また、監査委員は、役員が不正の行為をしたときなどは、経営委員会に報告することになっています。さらに、役員がNHKの目的の範囲外の行為をするなどして、NHKに著しい損害が生じるおそれがあるときは、その行為を差止めることもできます。
 現在、監査委員会は、常勤1名、非常勤2名、合計3名の委員で構成されており、定期的に監査委員会を開催し、NHKの業務についての報告を受け、必要があれば調査をし、経営委員会に活動内容を報告しています。

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NHKの経営体制