番組の二次利用

番組の二次利用について

「あの番組をもう一度見たい。DVDがほしい。」
「この番組関連の本はありますか?」
「あのキャラクターのグッズはないですか?」

視聴者の皆さまからは番組関連商品などについてたくさんのお問い合わせをいただいております。

NHKは、受信料で制作した番組やニュースといった放送資産(コンテンツ)やノウハウの社会還元に取り組んでいます。関連団体などを通じて、国内外の様々なメディアにコンテンツを提供・展開し、視聴者の皆さまや事業者の方々など皆さまのご要望にお応えしています。

NHKコンテンツの放送以外の二次展開

NHKコンテンツには、番組そのものはもちろん、番組に含まれる映像や音声の素材、ニュース原稿、音楽、キャラクター、字幕等が含まれます。ほかにも、企画・フォーマット、台本、ロゴタイトル、CGなどがあります。
1つの番組から、様々な二次展開が行われるケースがあります。アニメ番組「おじゃる丸」を例に二次展開の例をご紹介します。

二次展開の流れの一例

コンテンツ展開は、主にNHK関連団体を通じて実施しています。関連団体は、NHKの許諾に基づいて展開のための権利処理、ソフト制作、商品管理を行なっており、NHKは番組等の著作権の対価として、関連団体等から二次使用料等を収納しています。

NHKは、様々なお客様のニーズに応える形で、DVD、ビデオ、CDなどのパッケージ展開や番組関連出版、キャラクターグッズ販売をはじめ、CS・BS・海外放送事業者への番組提供、最近では、デジタル携帯音楽プレーヤーへの音声提供や携帯電話、携帯ゲーム機へのコンテンツや
キャラクター提供まで、デジタル化・多メディア時代に応じたコンテンツ展開を行っています。
関連団体が扱う番組関連商品については、こちらのホームページ(http://www2.nhk.or.jp/goods/pc/cgi/)から参照できます。

NHKのチャンネル以外でもご覧いただけるNHK番組

CATV、CS、BS

NHKエンタープライズを通じて、CATV、CS放送事業者等に、大河ドラマ、NHKスペシャルなどを提供しています。

VOD(ビデオ・オンデマンド)、その他

インターネットのブロードバンド化の進展に伴うVOD事業者のコンテンツ提供依頼に応え、様々なジャンルのNHKの番組を提供しています。また、航空機の機内上映やイベントで の番組上映など、様々な事業者の要請に応えた番組提供を行っています。

海外にも広がるNHKコンテンツ

  • 相互理解の促進とODA対象国の文化・教育の発展を進めることを目的に、NHKインターナショナルが窓口となり、発展途上国の放送機関を対象に番組を提供しています。
  • また、ドキュメンタリーやドラマなどさまざまな番組をNHKエンタープライズなどを通じて海外に提供しています。2022年度は、世界の16の国と地域の放送機関などに、3,987本の番組を提供しました。

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