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【被災地の声】輪島市 給水支援で歯科医院が再開 断水続く中「無理矢理にでも開院」

  • 2024年03月04日

2024年1月1日に発生した、石川県能登半島地震。

石川県では、避難所に避難している人は、29日午後2時の時点で、472か所で合わせて1万1449人となっています。

輪島市では、地震の影響で今も断水が続くなか、一部の歯科医院が、給水支援を受けて診療を再開しました。

2日に1度 給水受けながら

輪島市河井町にある角歯科医院は、地震で断水が続いているため休業していました。

そうした中で今は2日に1度、市の職員などから給水の支援を受け、診療を行っています。

2月26日は、地震のあと治療を受けることができていなかった人たちが午前中から次々に訪れ、専用の器具を使って歯の状況などを確認してもらっていました。

輪島歯科医師会によりますと、市内にある11の歯科のうち5つが診療を再開していますが、残りはまだ再開できていないということです。

器具はタンクの水で洗う

角大輔院長
「やっぱり歯科が動いていない状況だとみなさん不安でしょうし、地元の歯科医院で満足に治療ができていないところもあるので、その人たちの分もこの緊急の状態で支えられればと」

地震からまもなく2か月、避難所などで生活を続ける人たちの間では水がないために口の中のケアを十分に行えず、歯周病などを患う人もいるということです。

治療を受けた60代男性
「以前から奥歯の治療をしていて、震災前から通ってたんで。開業してるって出たのですぐ来ました。再開はすごくうれしかったです。全部わかってて『こうしましょう、こうしましょう』と言ってもらえるので安心です」

「一生懸命、自分の職務を」

この歯科医院では、ほとんどの従業員が被災しながら働いているということです。

角大輔 院長

角大輔 院長
「従業員のほとんどは家が壊れていたりとか、まともな状態で生活はしていません。
この医院も含めて水道も来ていないところが多く、そうした中で一生懸命自分の職務を果たそうとしてくれています。本当に助かっています。

とにかく今この状況で患者さんを診させていただいているのは責任感というか、私だけじゃなくほかの医院もそうやって動いてると思います。
やっぱりこういう仕事ですので、困っている人が1人でもいるのであれば無理やりにでも開院するっていうのが正しい選択だと思ってやっております」

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