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【被災地の声】石川県輪島市「朝市通り」清水宏紀さん「感情が出てこない」

  • 2024年01月23日

2024年1月1日に発生した、石川県能登半島地震。

疲れが出て体調が悪化する人や、避難生活の中で亡くなる人も相次いでいます。

そんな大変な状況の中で取材にこたえてくださった被災者の方たちがいます。

大規模な火災が起きた輪島市の「朝市通り」近くの実家で被災した清水宏紀さんの声です。

朝市通り近くの実家で

清水宏紀さん(46)は地震が起きた1月1日、輪島市の「朝市通り」近くの実家で父の博章さん(73)と母のきくゑさん(75)の3人でおせち料理を食べていました。

最初の揺れのあと、家族を車で避難させようと外に出た時、2度目の地震が襲いました。

実家は倒壊。

しかし、近所の住宅でも生き埋めになっている人が多くいたため、外から見えている人を優先して助け出すことになりました。

時間をかけてなんとか救出したあと、実家に戻って両親を助けようとしましたが、家は大きく崩れ、外から2人の姿は見えません。

清水さんが呼びかけると、母のきくゑさんの声がしました。

「助けをなんとか呼んでくれ。あなたが頼り」

しかし、火が近くまで迫り、両親を残してその場を離れざるを得ませんでした。

清水宏紀さん
「余震と、津波警報と、火の手がすごかったので、最後は逃げるしかなかったです」

「現実の感じがしない」

清水宏紀さん

1月9日。

朝市通りの火災現場で集中捜索が始まり、実家があった場所で人の骨が見つかったと警察から連絡を受けました。現在、DNA鑑定が進められているということです。

清水さんは、今の思いをこう話しています。

清水宏紀さん
「当日から現実の感じがしなくて。目の前のことに集中しないと、バランスが崩れて落ちていくんじゃないかって」

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