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【被災地の声】石川県珠洲市宝立町鵜飼 廣田寿子さん「生きて一歩でも前へ」

  • 2024年01月23日

 

夫と義母が下敷きに

珠洲市宝立町鵜飼の廣田寿子さん(63)は同居する夫の均さん(65)と義理の母親の咲子さん(93)とともに倒壊した自宅の下敷きになりました。

寿子さんは近所の住民に救助されて無事でしたが、2人は亡くなりました。

はじめの揺れを受けて均さんが咲子さんの様子を見に行ったところでより強い揺れに襲われました。

翌2日に見つかった際、均さんが咲子さんを抱きかかえるような状態だったということです。

「夫が私を助けてくれたのでは」

長く珠洲市でクリーニング店を営んでいた均さんは真面目な性格で、消防団にも入るなど地域のための活動にも積極的に参加していたということです。

夫の均さん(65)と義理の母親の咲子さん(93)

母親の咲子さんは短歌や大正琴をたしなむなど多趣味で、2人は仲のよい親子だったということです。

寿子さんは今週、ようやく2人の葬儀を済ませることができました。

一度落ち着いて今後のことを考えたいと、しばらくは愛知県にいる息子のもとなどに身を寄せることにしています。

廣田寿子さん

「見つかった時の2人が穏やかな顔だったのでそれだけが救いですが、本当に無念で、残念でなりません。毎日家の様子を見にくるたびに当時の光景が思い出されてつらくなります。2人が亡くなったことにはまだ納得できない思いです」

「夫が私を逃して助けてくれたのではないかとも思っています。生きていくしかないので、生きて一歩でも前に進んでいけたらと思っています。そして珠洲に戻ってこようと思っています」

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