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【被災地の声】石川県輪島市打越町 谷内均さん「早く見つけてあげたい」

  • 2024年01月22日

2024年1月1日に発生した、石川県能登半島地震。

疲れが出て体調が悪化する人や、避難生活の中で亡くなる人も相次いでいます。そんな大変な状況の中で取材にこたえてくださった被災者の方たちがいます。

輪島市打越町で地区の区長を務める、谷内均さんの声です。

輪島市打越町 90代女性安否不明続く

輪島市の山あいにある打越町では、地区と市内のほかの地域とをつなぐ道路が地震で崩れた土砂や倒れた木でふさがれて一時、孤立状態となりました。

自宅の庭でブロック塀の下敷きになったとみられる、表きよさん(97)の安否がいまもわかっていません。

地区の区長を務める谷内均さんなどによりますと、表さんは当時、年末年始に合わせて市外から帰省した息子と一緒に自宅で過ごしていたということです。

谷内均さん

「ふだんは一人暮らしをしていたので、何かと声をかけて気にするようにしていました。寒い中なので、できれば助け出してあげたかったですがどうしようもなく、そのまま残して来ざるを得ませんでした」

「どうか早く見つけてあげたい」

谷内さんたちは停電や断水が続くなかで持ち寄った石油ストーブなどで暖をとりながら、消防や警察に助けを求めたものの、発生から4日がたっても、道路の寸断の影響などで、孤立した集落への救助は来なかったということです。

このため、地区の人たちで相談して自力で避難することを決めました。

電動のこぎりで倒木を撤去するなどして道をつくり、歩けない高齢者を担架で運ぶなどしながら、2歳から80代までの27人で、数時間かけて歩いて移動し、地区から出ることができたということです。

ただ、その後、地区に捜索隊が入ることができない状態が長く続きました。

ようやく数日前から消防の捜索活動が始まりましたが、これまでのところ表さんが発見されたという連絡は入っていないということです。 

谷内均さん
「早く見つかってくれれば。それだけです。私たちは無事に避難できてあったかいとこでごはん食べながら生活しとるんやけど、そのお母さん(表さん)だけは寒いところでおるがもかわいそうやから、どうか早く見つけてあげたいです」

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