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【被災地の声】七尾市 銭湯店主 仲村克己さん「皆さんね、いや~よかったと言ってくれる」

  • 2024年01月21日

2024年1月1日に発生した、石川県能登半島地震。

疲れが出て体調が悪化する人や、避難生活の中で亡くなる人も相次いでいます。そんな大変な状況の中で取材にこたえてくださった被災者の方たちがいます。

七尾市で銭湯を再開した店主、仲村克己さんと利用者の声です。

七尾市木町銭湯が井戸水で再開

依然として市内のほぼ全域で断水が続く七尾市では、井戸水を利用した銭湯が再開しています。

七尾市木町にある銭湯「たから湯」では、地震の前は井戸水に加えて水道水も利用していました。

たから湯

しかし、断水が続き入浴できない生活が続く中、一日も早い再開を望む声にこたえようと、被害があった設備を一部補修し、井戸水だけを利用して14日から営業を再開しました。

近くに住む90代女性は、近所の人に連れてきてもらって再開翌日の15日に十数日ぶりに入浴できたということです。

「助かります、本当に。もう90過ぎてるもんで集会所も行かれんし、家でじーっとしとったんです。私もお風呂毎日でも行きたいと思うけど、人に迷惑掛けるの嫌やから。ほんで近所の人がいつもここに連れてきてくれるんやけど、感謝感謝です」(90代女性)

「生き返るわい」

近所に住む男性も数日前に子どもの家で入って以来のお風呂に、満足そうでした。

「お風呂はよかったよ。これのおかげやよ。ほんとに生き返るわい。ほんとこれがなかったら大変やわ。ほんとにたから湯さんのおかげよ。ほんとに」(近くに住む72歳男性)

車で来たという70代の女性も、すっきりした様子です。

「お風呂は3日ほど入ってなかったかね。家は車で5~6分のところで、やってるって聞いて来ました。お風呂はリラックスするさけ、気持ちいいですね」(70代女性)

「よかった」の声がやりがい

「たから湯」店主の仲村克己さんは、そんな人たちの様子にやりがいを感じていると言います。

店主・仲村克己さん

「皆さんね、生き生きしていますし、いや~よかったよかったと言ってくれるもんですから、そこはやりがいがあったかなと。ほかの公衆浴場は営業には当分移れないということを知って、なんとかして提供できんかなと。『早く開けてほしい』という要望はたくさんもらいましたよ」

町内の様子

「本来なら営業時間も長いんですけど、短縮してその間に入っていただこうという考え方で、道路はかなりの場所で起伏があって夜はどうしても怖いですから、うちに行く途中でそんな目に遭ったって聞くと嫌ですから、明るいうちになんとかしたいと。そういうことにも気をつける意味も含めて、その範囲内で営業してます」

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