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石川県白山市鶴来ほうらい祭り旅 笹寿司と獅子頭作り体験

  • 2023年10月06日

800年の歴史がある金劔宮の秋季祭「ほうらい祭り」。
今年は10月7日(土)と8日(日)に開催!
祭りに向けて熱気高まる、白山市鶴来地区を旅しました。

獅子頭の工房

白山麓の玄関口・白山市鶴来地区です。

まず訪ねたのは、加賀獅子頭の工房、県道103号沿いにあります。
創業70年二代続く獅子頭専門工房で、全国の施設や神社、地域の祭礼用獅子頭など500頭以上の獅子頭を制作修理してきました。

出迎えてくれたのは、工房2代目の知田青雲(ちだ せいうん)さん。

この日、掘っていたのは、加賀市の獅子頭。
獅子頭に使われている木材は桐。鶴来地区は、桐の産地なんです。

これまで使われていた獅子頭が痛んでいたので、新たに作り直す依頼などもきます。
知田さんは、極力、形を変えないようにしつつ、強度を上げて軽くすることを考えて作っています。

「ほうらい祭り」でも、ここで作った獅子頭が鶴来の街を練り歩きます。

獅子頭の絵付け体験

こちらでは、小さい獅子頭の絵付け体験に挑戦できます。

加賀獅子に色を塗り、耳と角とたてがみを取付けて、紐をとおして完成!

ミニサイズなので、可愛らしくて愛着がわきます。
口元がパクパクと開くようになっていて、大きな口で災難を食い止めるという意味があるそう。

絵付けを担当する妻の依利子(よりこ)さん

お守りとして、私も身につけています。

加賀獅子の絵付け体験は要予約で、所要時間は30分です。

祭りに欠かせない「ほうらい寿司(ずし)」

続いて訪れたのは、白山比咩(しらやまひめ)神社そばの土産物店。

白山比咩神社
白山比咩神社 表参道入口の土産物店

地元の皆さんがまつりに欠かせない「笹寿司」。「ほうらい寿司」とも呼ばれています。
おまつりの時期には、各家庭で家族総出で寿司づくりをするそうです。

こちらの土産物店では年間を通して販売しています

土産物店の村上治雄さん
「各家庭で家族総出で寿司づくりをなさいますね。親戚に配ったりするのもありますが、鶴来の祭りはみんな自由なので、知らない家でも入って寿司を食べたり、そういう振る舞いもあります。」

エビと黒ゴマと海藻・ふのり、裏にはマスが
笹の葉がほんのり香ってやさしい甘さの酢でおいしい!

笹寿司作り体験

こちらでは、「笹寿司作り」が体験できます。

笹は鶴来の山に生えているもの
酢も米も鶴来産
縁起の良い、ゴマ・海藻・干しエビを並べます
輪ゴムは重しの代わり

食べごろは4~5時間後ということで、お土産にぴったり。
笹寿司作り体験の所要時間は、約20分、要予約です。

ほうらい祭りの造り物

「ほうらい祭り」の呼び物の一つが、町内を練り歩く「造り物」です。

毎年、各地区で手作りしているんです。造り物の準備はお盆明けからスタートします。

こちらの町内会の今年のテーマは、大河ドラマ「どうする家康」にも出ている、槍の名手・本多忠勝です。

ウレタンで甲冑を作ったり、かぶとの角を作ったり、細部にこだわって作っています。

かぶとの角をつくっています

取材の時点でできているところまで見せてもらいました。

10月7日、8日の本番に向けて、毎日夜遅くまで作業が続けられています。

今年の「ほうらい祭り」は10月7日、8日

白山市鶴来地区の秋祭り「ほうらい祭り」、今年は10月7日(土)と8日(日)。
神輿を先頭に獅子方と造り物が随行して町内を練り歩きます。
造り物は高さ5mのものが6体練り歩き迫力満点です。
夜は造り物が明かりに照らされ、また違った雰囲気になります。

交通規制があるので、できるだけ公共交通機関を利用してください。

  • 高畠菜那

    NHK金沢 キャスター

    高畠菜那

     キャスター2年目。
    金沢生まれ金沢育ちの私ですが、地元の皆さまとの出会いは、いつも新しい発見と学び、そして感動であふれています。
    人と人とのつながりを大切に、これからも地元の魅力を伝えていきます!

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