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石川県珠洲の地震で被災した男性が車中泊を乗り越え仕事に復帰

  • 2023年06月08日

珠洲市では、被災した自宅にとどまり生活する人がいる一方、公営住宅に移って暮らしの再建を目指す人たちもいます。
(NHK金沢放送局 片山晏友子)

 


珠洲市正院町に住む浜塚 喜久男さんです。
5月5日の地震で自宅が大きな被害を受け、片付けのためにタクシー運転手の仕事を休んでいましたが、
6月1日から再開しました。
 

珠洲市正院町にある浜塚さんの自宅は納屋が倒壊したほか、母屋も建物が傾くなど大きな被害を受けました。
 

地震から1週間後の浜塚さんです。

浜塚さんは地震の日の夜から、被災した自宅の近くに止めた車で寝泊まりを続けていました。

そんなぐっすり眠れないです。せいぜい20~30分で目が覚めます。
やっぱりどうしても家を見守りたいというか 
やっぱり近くにいたほうが安心感というか。

思い入れのあるこの場所に自宅を再建したいと考えていますが、まだメドがたたないことから、
5月19日、市内にある県営住宅に移りました。

そして、6月1日からタクシー運転手の仕事を再開しました。
 

買い物をした高齢者を家まで送り、
荷物を玄関まで運ぶなど丁寧な接客をしていました。

珠洲市では700棟以上の住宅が被害を受け、多くの人が修繕のメドがたたないままの自宅で生活している一方、あわせて9世帯が県営や市営の住宅に移って暮らしの再建を目指しています。

1か月ぶりに仕事に復帰した浜塚さん

家の再建はあとは工務店待ちみたいな状態にしてあるんです。
家に早く戻りたいですね。
久しぶりの仕事はすっきりしていいですよね。気持ちいいですよ。
地震の嫌なことも忘れられたり。
後ろばかり向いていてもだめですから。仕事して前向きに進もうかなと思っています。

  • 片山晏友子

    金沢放送局・記者

    片山晏友子

    2019年入局。
    大分局を経て金沢局へ。
    県政取材を担当。

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