ページの本文へ

  1. トップページ
  2. いしかわ令和プレミアム
  3. 4コマチャレンジ!新神田子ども消防クラブ編

4コマチャレンジ!新神田子ども消防クラブ編

執筆者のアイコン画像ことじろう
2022年06月29日 (水)

災害のとき命を守るために大切な「適切な避難」。

でもテレビや防災無線などで避難を呼びかけられても、
”まさか自分は影響を受けないだろう””大丈夫だろう”と思ってしまいがち。
行動に踏み切るのは簡単なことではありません。

そこでNHK金沢放送局では
どんな声をかければ大切な人に避難してもらえるか考える
4コマチャレンジをはじめました。

4komaimage.jpg

3コマ目に入る「声かけ」を考えるこのチャレンジ。
今回挑んでくれたのは金沢市新神田の子ども消防クラブのみなさんです。

shinkanda.jpg
主な回答がこちら。

「このままだと死ぬから逃げようよ」
「逃げようぜ」
「命のためだ」

明確なメッセージを短く言い切る。
そこにはちゃんと理由がありました。

子ども
「命」と入れると短くて説得力があるかなと思いました。
命はおじいちゃんにとっても一番大事なものだから。
子ども
ひと言で言った方が早く逃げられるから。 
情報がいっぱいだと一番伝えたいことが伝わらないと思いました。

 

nigeyouze.jpginochinotame.jpg
冷静に説得するこんな声かけも。

「もし逃げなかったら東日本大震災みたいに
       多くの命がなくなってしまうから逃げよう!」

「新神田はいつ災害が起きるかわからない環境にあるから
        後悔する前に一緒に逃げよう」

「一度もあふれたことがなくても もしあふれたら危ないから
          もっと高いところに逃げよう」

子ども
東日本大震災ではどうせあふれんやろって、そういう考えがあったとかテレビで言ってたから。
子ども
新神田は川に挟まれた場所にあると聞いたので、災害がいつ起こるかわからないから

 

これまでおこった災害を思い出させたり、勉強してきたことを訴えて、気持ちを変えようとしていました。


takaitokoroni.jpg
また、あえて厳しいことを書いた子どもたちもいました。

「何かあったら悲しむ人がたくさんいるよ」
「天国で後悔するよ」
「だだをこねているときじゃないぞ」
「逃げないなら置いていくよ」

子ども
置いていくって言ったら、寂しいから着いてくるかな
子ども
今おじいちゃんが死ぬか生きるかって選んだら、たぶん生きるほうを選ぶと思うので、
選択肢として、おじいちゃんに圧迫感を与えてむりやり選ばせるみたいな
子ども
人によってちがうけど、こっちのほうが緊張感があって、一緒に来てくれると思います


みんな家族を大切に思っているからこそあえて厳しいことばをかけていました。

dada.jpg

oitekuyo.jpg
一緒に参加していたお父さんは・・・

お父さん
正直僕はおじいちゃんと一緒でなかなか逃げないと思います。
でもきょう子どもたちを見ていて、
ストレートにメッセージを言ってくるので、そこまで言われたら逃げなきゃいけないなと思いました。
お父さん
自分ももう少し危機感を持って、子どもたちにも防災意識を植え付けて
将来的には地域でなにか担ってもらえたらいいなと思いました。


日頃から防災について考える4コマチャレンジ。
みなさんもぜひやってみてください!
NHK金沢放送局 防災のホームページから挑戦できます。

この記事に関連するタグ

#4コマチャレンジ

#防災

最新の記事